この記事に辿り着いたあなたは、始めての機械式時計にチャレンジしようとしている方だと思います。
ただ、機械式時計のイメージってロレックスとかオメガとかのスイス系高級時計イメージがあってなかなか安い物って難しいんじゃないかって思うこともあるかと思います
今回紹介するSEIKO5シリーズは安心のブランドSEIKOですが、価格は1万円台と手を出しやすい価格です。
まずは、機械式の世界に一歩踏み入れてみようという方は是非記事を読んで検討してみてください
- SEIKO5買おうか悩んでる人
- 安い機械式時計を探している方
- SEIKO5って何?って思ってる方
結論

まず結論ですが、機械式入門としてSEIKO5を購入することはかなりいい選択だと思います。
SEIKO5は長年生産されているモデルなので、ムーブメントの安定感が抜群で
機械式時計だと使用に少し手間がかかったりしますが、この価格であれば正直壊れるようなことがあってもお財布的には許せる金額かと思います
また、どのモデルでもシンプルなものが多く仕事プライベートなど使用できる幅が非常に広いです
ロレックスなどの高級時計を持っている方でも、SEIKO51本買った後に沼にハマってたくさんコレクションする人もいたりするくらい魅力的なシリーズです
セイコー5の5とは
SEIKO5の”5”は五つの特徴を持っていることを表現しています。
- 切れないゼンマイを有している
- 耐震のダイヤショックを有している
- 自動巻きを有している
- 防水性を有していること
- デイデイトを有している
現代では一般的な機能ですが、SEIKO5が発売された1963年では、リーズナブルな価格でこの機能を有している製品がなかった為、人気を獲得しました
いいところ
安い
この数年で少し値段が上がってきておりますが、2025/01時点1万円台で購入が可能で(5年くらい前までは1万円で購入できた)
私の購入したモデルは16,768円で購入が可能です

デザイン
文字盤

デザインは非常にシンプルな3針モデルでどんな方でもつけやすいデザインです。
また、こちらの画像で分かるように近くで見るとSEIKO5のブランドロゴがうっすら刻印されていて、アクセントになって個人的に好みです(遠目で見るとわからないのでシンプルです)
シースルーバック

初めての機械式、折角であれば実際に動いてるところが見えるのはテンション上がりますよね
本商品は裏蓋がガラスでクリアになっておりますので裏からは規則的な機械の動きが見えます
小ぶりなサイズ感
本モデルはケース径37mmです
最近は時計は大型化してきており40mm以上のサイズのものが一般的になっております。
私は腕がかなり細く、大きい時計よりも小さい時計の方が腕馴染みがいいです
※比較の時計はSEIKOプロスペック SBDC061でケース径は44mmです

着用するとこんな感じ


いまいちなところ
時計の精度
本商品は7s26というムーブメントで長く使われてきております
耐久性は高く丈夫ですが、精度は+45〜−30秒程度の制度となっており、私の使用するモデルは+40秒程度
機械式の時計はどの製品であっても時間のずれは発生しますが、やはり+40秒とかですと結構変わるのでもう少し精度が高いといいなとは思います
(個体差によっては精度の良いものもあるので、一概には言えないですが)
ブレスレット
本商品のブレスレットはメタルブレスがついているのですが
正直他の時計と比べても最低レベルのブレスレットです笑


巻きブレスという形式の物で、とてもチープです
良い点としては軽いというところで、37mmのケースと合わせて全体的に軽い
「あえてこのチープさがダサ可愛い」という部分はあるのですが
気になるようであれば川のベルトやナイロンベルトなどに変えることを検討しても良いですね
ハック(秒針停止)機能がない
ハック機能とは、リューズを引っ張った時に秒針が止まる機能で
それによって時間をピッタリに合わせることが可能です。
しかし、SEIKO5はハック機能がないので時間を合わせる時もジャストで合わせるのが困難です
使用時にどのみち時間のずれも発生するので、ピッタリで合わせる必要があるのかというとそうでもありませんので、大人の嗜みとして多少の遊びは許容できるといいですね!
まとめ
SEIKO5は値段なりに気になる点はありますが、総評としては買いの時計です
今回は始めての機械式というテーマで記載しましたが、数本持ってる人でも週末子供と公園で!とか気兼ねなく使える時計を一本持っているとファッションの幅も広がるのでおすすめです!
